【京都】2019年11月15日の龍馬旅
旧暦の11月15日、西暦でいうと1867年12月10日にあたるこの日。坂本龍馬が近江屋で暗殺されます。
京都では旧暦に合わせた11月15日に、坂本龍馬、中岡慎太郎の追悼行事が各所で行われています。
まずこの日むかったのは、まさに暗殺が行われた近江屋があった跡地で行われる慰霊祭。
朝の10時から行われるのですが、早い時間にも関わらず年齢を問わず多くの方が参列されていました。
そして続いては、こちらも龍馬ゆかりの地。
龍馬が身を寄せていた材木商、酢屋。姉・乙女さんに宛てて書かれた慶応3年6月24日の手紙には実際に龍馬の字で『すや(酢屋)』と記されています。(このひらがなで書かれたすやという字が可愛くて好きなんです…)
こちらの建物の梁は当時のものだそうで、二階のギャラリー龍馬では実際にそれを確認することができます。
酢屋のご当主のお話は、まるで龍馬がそこにいて、それを見て語っているかのよう。
こちらにも沢山の方が参加されていたのですが(100名の方が参加されていたのだとか!)、龍馬という存在がこうして縁をつくってくれたのだと思うと、彼の存在の大きさを感じます。
最後に献杯を。
この日最後に訪れたのは京都霊山護国神社。
お墓から見える京都の街は徐々に秋の色に染まっていて綺麗でした。
ご挨拶と御墓参りをすませて、軍鶏鍋を頂きます。
具沢山で、この日はまだ昼食をとっていなかったのですがお腹いっぱいになってしまうほど!ご馳走様でした!
(龍馬像の写真を撮っていたら、一緒に撮ってあげようか〜!お龍さんになりきって!って声を掛けてくださる方も…笑。本気で照れながら丁重にお断りしました…笑)
16時からの墓前祭にも参列させて頂き、帰る頃には夕日が綺麗でした。
来年もこうして穏やかに参加できるよう、そして少しでも成長してこの場を訪れることができるようになりたいと自分に誓いつつ…!
どうか彼らが安らかな眠りの中にありますように、と願わずにはいられません。
京都 酢屋